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2011年入社 賃貸部 稲村 正憲
業界未経験ながら、入社3年目で店長を任され、現在も様々な業務をこなす稲村さんに、
仕事の魅力・やりがいについて伺ってみようと思います。
—まず、Uターン転職の経緯を教えてください。
稲村: 県外で生活をして改めて宇都宮の魅力に気付き、「家庭を持つなら地元に腰を据えて働きたい」という想いが芽生えました。転職で重視したのは、職種や業界よりも地元に根差した企業かどうか。地域密着型の経営を貫く当社は、まさに〝ピタット〟きましたね。
—入社前と入社後で、ギャップを感じたことはありましたか?
稲村: 入社前は、営業職にあまり良いイメージがなく、毎日数字に追われる激務を想像していました。でも当社は、目標数字はありますが厳しいペナルティがあるわけではないんです。仲間の数字をフォローするのが当たり前という社風で、良い意味のギャップがありました。支店が1つのチームになり、「個」ではなく「全体」で目標達成を目指す仕事の進め方は自分の性格にハマっています。
—KTTは、「来店型の営業スタイル」なんですよね。
稲村: ええ、全国で約600店舗を展開する「ピタットハウス」ブランドの安心感から、来客数も安定しており、年明けの引っ越しシーズンは一番の繁忙期。賃貸部では、4ヶ月ごとに個人と支店の目標を立てるのですが、繁忙期には目標を大きく上回る実績をあげ、大変評価していただきました。
—多くの契約を取るには、どんなスキルが必要でしょうか?
稲村: 私たちの目的は「契約」ではなく、「引っ越し後の満足」です。だから目先の契約に捉われず、ヒアリング能力や安心につながるマナーを磨き、「お客様に選ばれる存在」を目指しています。お客様の信頼が得られれば、またリピートしていただけたり、ご家族やご友人を紹介していただけたり、末永くご縁の輪が広がります。
—お客様と向き合う際、意識していることはありますか?
稲村: 隠れた要望まで引き出すことです。表面的な要望から深堀りをして、お客様も気付いていない潜在ニーズに迫ります。お客様1組に約2時間費やし、真摯な姿勢でとにかく話を聞くことが大切。街の治安や道路事情、学校や役所までの距離等も調べ、その物件のメリット・デメリットまで伝えられるようになれば一人前です。部屋探しでは、複数の不動産会社を回ってから判断する場合が多いため、1回の来店では決めかねるお客様もいらっしゃいます。でも、スタッフ対応の良さで当社を選び、再び来店して自分を指名していただける瞬間に、大きなやりがいを感じます。
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2011年入社 賃貸部
稲村 正憲
大学卒業後、多くの店舗を展開するアパレルメーカーに入社し、東京や千葉などさまざまな店舗で接客を経験。将来を考え、生活しやすい地元に戻って働くことを決意。入社わずか3年で下栗店の店長として活躍。現在は店長としてだけでなく様々な仕事を任されている。